200112


それから約3週間、いつも通りにスーパーを利用していたものの、閉店の日が近づくにつれて、閉店セールにより棚の商品がどんどん売れて無くなっていきました。閉店セールでお目当ての商品を安くゲット出来たのは嬉しくもありましたが、いつも商品が置いてあった棚が空っぽになっていく様を見て、本当に寂しさを感じました。

そして、今日。ついに閉店の日を迎えました。
昼頃にスーパーに出かけ、まず買物の前にスーパーに設置してあるご意見箱に、感謝のメッセージを書いて投函しました。何か一言でも伝えておきたいという気持ちがあったので。

それから店内に入り、カゴを持って最後の買物開始。
最終日は、パン、弁当・惣菜コーナーはほぼいつもどおりの品揃え。生鮮品は点数は少なくなっていたものの、まだ割と商品がありました。でも、その他のコーナーの棚は空っぽ。
で、いつも買っている商品や、そういえば前はよく買っていた商品、そして売り尽くしで値引きされた商品を次々にカゴに入れていきました。
買物をしている間にも、店員さんが商品をどんどん値引きシールを貼っていく光景もみられました。
あと、商品の無い空っぽになった棚の通路とかを何となく歩いてみたりもして、涙が出そうになりました。
スーパーの窓にはプリントした紙をつなげた「38年間ありがとうございました」の文字。本当に長いこと営業してたようです。
買う商品をカゴに入れ終わると、いつもどおりレジで精算して商品をエコバックに入れ、お弁当を店内のレンジで温めてお店を出ました。
お店の閉店がこんなに寂しく感じたのは、ひょっとしたら初めてかもしれません。

このスーパーが閉店した後、この場所が何になるのかはまだ分かりません。
でも、またスーパーであってほしいな、と願わずにはいられないです。